足底腱膜炎(足底筋膜炎)のストレッチ3選|整体歴37年のプロが解説

足底腱膜炎(足底筋膜炎)のストレッチ3選|整体歴37年のプロが解説

「朝、布団やベッドから起きて最初の一歩を踏み出すと、足の裏が痛い」
「しばらく座ったあと、立ち上がるたびにかかとの前や土踏まずがつらい」そんな足裏の痛みを、自宅でも少し楽にできないかとお悩みではありませんか。足底腱膜炎(足底筋膜炎)のストレッチを探していても、
足の裏を伸ばせばよいのか、どこを動かせばよいのか、
迷う方もいると思います。今回は、座ったままできる3種類のストレッチをご紹介します。
足裏を強く揉むのではなく、足指を握ったり開いたり、
足を左右へ動かしたりする方法です。
足の置き方や動かすときのコツ、
気をつけたいポイントを順番に解説します。

足底腱膜炎と、足裏・すねの筋肉の関係

足底腱膜は、かかとから足指の付け根にかけて広がる組織で、
足裏のアーチを支えています。

ここに負担がかかると、
かかとの周辺や土踏まずに痛みが出ることがあります。

朝や休んだあとの歩き始めに痛みが強いことは、
足底腱膜炎でみられる特徴のひとつです。

このストレッチでは、足裏だけでなく、
すねの内側・外側を通る筋肉の働きにも着目しています。
外側の長腓骨筋・短腓骨筋、
内側の後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋などを図で紹介し、
足指や足首を動かすセルフケアへつなげています。


ただし、「内側と外側の筋肉のバランスが崩れること」だけが原因とは限りません。

足の使いすぎ、柔軟性や筋力、足の形、靴など、
複数の要素が関係します。
朝の一歩目が痛むという症状だけで、
足底腱膜炎と決めつけないことも大切です。

動画で解説!座ってできる足裏のストレッチ3選

ここでは、座ったままできる3種類のストレッチをご紹介します。
①と②は、膝の間隔と、床に触れる足の部分を変えて行います。
③は、手で足裏を軽く支えながら足指を動かす方法です。

ぐらつかない椅子に座り、
足へ強く体重をかけずに行いましょう。
強い痛みや腫れがある場合は行わず、
治療中の方は担当医の指示を優先してください。

① 小指側を床につけ、つま先を開いたり閉じたりする

足指を軽く握った状態で、
両足のつま先を外へ開き、内へ戻す運動です。
足の外側にある、小指側の縁を床に触れさせて行います。

  1. 椅子に座り、両膝の間に握りこぶしを横に2つ並べて、
    膝の間隔を整えます。
  2. 両足の親指側を少し持ち上げ、
    左右の足裏が向かい合うように傾けます。
    小指側は床に軽く触れさせておきましょう。
  3. 足指を「グー」に曲げ、
    土踏まずにくぼみを作るようにします。
  4. 膝の間隔をなるべく保ちながら、
    両足のつま先を外側へ開き、内側へ戻します。
    小指側を床の上で軽くすべらせながら、
    ゆっくり繰り返してください。

目安:30秒

足指を強く握り込んだり、
足首を限界まで傾けたりする必要はありません。
足がつりそうになる場合や、
足首・膝に痛みが出る場合は、力を抜いて中止しましょう。

② 親指の先を床につけ、つま先を開いたり閉じたりする

次は膝の間隔を狭くし、
床に触れる部分を「小指側」から「親指の先」へ変えます。

  1. 椅子に座ったまま、
    両膝の間に握りこぶしを1つ挟みます。
  2. 両足の指を「グー」に曲げ、
    土踏まずにくぼみを作るようにします。
  3. かかとを浮かせ、
    曲げた親指の先だけが床に軽く触れる位置に整えます。
  4. 膝の間隔をなるべく保ち、
    両足のつま先を外側へ開いて、内側へ戻します。
    親指の先で床を軽くなでるように動かしましょう。

目安:30秒

親指で身体を支える運動ではありません。
体重は椅子に預け、
親指を床へ押しつけないようにしてください。
足の形を作るだけで痛みが出る場合は、
無理に行わないでください。

③ 土踏まずに手を添え、足指をグー・パーと動かす

最後は、土踏まずを両手で軽く支えながら、
足指を握ったり開いたりする運動です。
痛いところを強く揉むマッサージではありません。

  1. 座った状態で片膝を曲げ、
    手が届く高さの安定した台などに、かかとをのせます。
  2. つま先を上へ向け、
    足裏が身体の前方を向くように整えます。
    足裏を見るために、
    足首を内側へねじらないようにしてください。
  3. 両手で足を左右から包むように持ち、
    それぞれの手の人差し指から小指までの4本を、
    土踏まずに軽く添えます。
  4. 手で足裏をそっと支えたまま、
    足指を「グー」に曲げ、次に「パー」と開きます。
    この動きをゆっくり繰り返しましょう。

目安:30秒

手は軽く添える程度で十分です。

指先を食い込ませたり、痛む部分を強く押したりしないでください。

軽く触れるだけでも痛む場合は、この運動は控えましょう。

足底腱膜炎のストレッチ・セルフケアで気をつけたいこと

今回の運動は、強い力や大きな動きで行うほどよいものではありません。
足裏だけでなく、足指・くるぶし・膝などに
新たな痛みが出ていないかも確認しましょう。

  • 痛みが出る、足がつる、しびれが出る場合は、
    その場で中止する。
  • 足指を限界まで握り込まず、
    できる範囲の動きから始める。
  • 土踏まずの痛い部分を強く押したり、
    揉み続けたりしない。
  • 各30秒は動画内の目安とし、
    時間や回数をこなすことを優先しない。

また、セルフケアだけでなく、
日常の足への負担を見直すことも大切です。
長時間の立ち歩きで痛みが増す場合は負担を減らし、
足に合う靴や、
かかとのクッション・土踏まずの支えを確認しましょう。

痛みが強い、歩行など日常生活に支障がある、
悪化を繰り返す、しびれや感覚の低下がある場合は、
自己判断で続けず整形外科などへご相談ください。
セルフケアを行っても2週間ほど改善がない場合も、
状態を確認する目安になります。

まとめ|セルフケアを続けても足裏の痛みが良くならない方へ

今回ご紹介した3種類のセルフケアは、
足裏を強く押したり、足指を無理に動かしたりせず、
痛みの出ない範囲で取り入れてみてください。

「セルフケアを続けても、朝の一歩目が痛い」
「立ち仕事や歩行のたびに足裏が痛み、なかなか良くならない」

そんなお悩みがある方は、
セルフケアだけで何とかしようとせず、
夢見整体院へご相談ください。

当院では、お身体の状態や痛みが出る動作、
仕事・運動での足の使い方を丁寧に確認し、
お一人おひとりに合わせたケアをご提案します。
川崎市・新川崎周辺で、
繰り返すかかとや土踏まずの痛みにお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談ください。


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参考資料

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